旅館でのマナーで心付けは?浴衣はいつ着る?布団はたたむ?
初めての家族旅行で旅館にお泊まりはとてもうれしいですよね。
思い出になる大切な時間です。
スマートに過ごすにはどうしたらいいでしょうか?
知っているようで知らない旅館のマナーのご紹介です。
旅館でのマナーで心付けは必要?
そういえば昔、母が旅館でやってたような・・。
お心付けってどういう意味かと言うと、
心付けとは、
お世話になる人に感謝の気持ちを示すために与える金銭や品物。祝儀。チップ。
と言う意味があります。
昔はその様な風潮がありましたが、
現在は、宿泊料金以外にサービス料としてお支払いするので
実際のは、心付けは不要となります。
でも、やっぱりお心付けを渡したい、
子どもがいて迷惑かけるかもしれないという気持ちがある場合は
まず、心付けを渡す相手は、お部屋の担当の仲居さんです。
最初に部屋に案内してくれてお茶を入れてくれる仲居さんと、
担当の仲居さんは必ずしも同じではないので注意して下さい。
そして、レストラン食やバイキング形式なら不要です。
その状況を確認してから、「よろしく」の気持ちを表わすひとつの行為と考えて
お渡ししても差し支えありません。
次にお心付けの相場ですが、宿泊料金の1割から2割となっております。
渡し方ですが、お部屋担当の仲居さんが夕食のお支度をそろそろとお知らせにきますので、
ティッシュにくるんだり、ぽち袋などに入れて退出する前くらいに、何気なくお渡しするのがベターですね。
旅館のマナーで浴衣はいつ着るいつまで着る?
さあ、一息ついてゆっくり温泉でも入ろうかと思いますよね。
旅館によっては、浴衣を選べる所も増えましたね。
浴衣はいつ着ればいいのでしょうか?そして、いつまで着るのでしょうか?
旅館での浴衣は、寝巻きであると共に部屋着でもあります。
全てのお客様の為に、館内用に用意した着物です。
ですから、大浴場等への行き来や、宴会場や食堂へも
浴衣で行くことは問題ありません。
ご入館からお帰りになるまでは、館内で着て過ごして大丈夫です。
しかし、浴衣がどうしてもうまく着れない方は
浴衣と一緒に用意されている半天(茶羽織)や丹前を
その上から羽織っていればきっちり着ているように見えますから
心配はないですね。
そして、浴衣で寝るのもどうしてもはだけてしまうと心配の場合は
浴衣の代わりにパジャマを用意もありですよ。
ご自身が「これではみっともない…」と感じられるのでしたら、
お洋服をお召しになっても問題ありません。
旅館でのマナーで使った後の布団はたたむ?
使ったお布団はズバリそのままが一番のようです。
なぜなら、ひきっぱなしのお布団は、
従業員がシーツをはがすだけ。
はがしたお布団は折りたたむだけだからです。
ここで気を利かせて、押し入れにシーツをつけたまま
入れられてしまうと、お布団を出してシーツをはがしてといった
流れ作業の工程が増えてしまうため、かえって迷惑になる事に。
それでも気になる場合は、二つ折りのまま隅に寄せておくか、
シーツと枕カーバをはがして、まとめて1カ所においておく方がいいですね。
帯類は都度クリーニングしてませんので、浴衣とは別にまとめておく、
ついでに、タオルは浴槽にまとめて置く、
気を使うならこの位でしょうか?
まとめ
旅館側にしてみると、あまり気遣いはせず
楽しく過ごしてもらう事が一番なんじゃないでしょうか?
マナーはもちろん最低限ですが、スマートに過ごせたら素敵ですね。