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加湿器の掃除にはクエン酸が最適。重曹はダメ。こまめに掃除を。

2017/02/10

加湿器の掃除は、マニュアル通りお手入れができれば、悩みはありません。
が、ついつい掃除の機会を逃してしまい、気づいた時には、白い塊とか、
水垢など見てびっくりすることがあると思います。

そこで、加湿器の掃除についてご紹介いたします。

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加湿器の掃除にはクエン酸が最適

クエン酸の得意な事はカルシウムを溶かしたり、アルカリ性を中和する働きがあります。
加湿器にこびりついてなかなか取れないこの白い塊。実は水道水などの水に含まれるミネラル成分カルシウムなんです。よくカルキが原因では、と思う方も多いのではないでしょうか?カルキとは塩素を含んだ石灰の事です。では、この白い塊はどうしたらキレイに落とすことができるのでしょうか?

用意する物(お湯1リットル・クエン酸大さじ2杯30g程度)
お湯できれば熱湯に1リットルにクエン酸30gを入れしっかり溶かします。お湯にクエン酸を溶かした物を加湿の中に入れひと晩置きます。
翌日にお湯に溶かしたクエン酸を捨てて、新しい水を入れて良くゆすぎ掃除の完了です。とても簡単ですので1週間に1度この方法をしておくと、しつこい汚れになりにくくなります。

◎加湿器のパーツやフィルターのお掃除
取り外せるパーツは加湿器により違うので必ず説明書を読んでから取り外します。
用意する物(ぬるま湯3リットル・クエン酸大さじ1~2・タオル等の布・容器)
容器を用意する場合はバケツ等加湿器のパーツやフィルターが入るくらいの大きさにします。
容器にぬるま湯3リットルにクエン酸を大さじ1~2程加え溶かします。その中に各パーツやフィルターを入れて30分程置きます。お湯につていない部分がある場合は途中ひっくりかえしたし、浮いてくる場合はクエン酸を溶かしたお湯を湿らせたテッシュやキッチンペーパーを蓋のようにしておくと上の方も湿りやすくなります。
パーツやフィルターから汚れが水に溶け出しているのが確認できたら、パーツやフィルターを取りだして流水で良くすすぎます。水気を切り清潔なタオル等の布で水分を取りしっかり乾燥させます。
30分で汚れが落ちにくい時は1~2時間程、又はひと晩置くようにしたり、クエン酸を増やし濃度を高くする事で汚れが落ちやすくなります。クエン酸大さじ2~4程で様子をみます。濃度が高い場合手に触れてしまうと肌荒れを起こしやすくなりますので、ついた場合はすぐに水で流すようにします。

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加湿器の掃除には重曹はダメ

重曹は、酸性の汚れを中和する性質があります。油汚れ・脂汚れが落とせます。
重曹は弱アルカリ性で、悪臭成分は酸性です。なので、アルカリ性と酸性を組み合わせることにより、臭いの中和分解効果を発揮。カビや汚れが原因の嫌な臭いを消してくれる作用があります。ただ、加湿器についている白い汚れはアルカリ性なので重曹で落とすことはできません。臭いと取りたいときだけに、重曹は使うようにしましょう。

用意するもの
・バケツ(またはタライなど)
・重曹
・タオル

加湿フィルターの掃除方法(臭い)
1.水またはぬるま湯(約40℃以下)に1Lあたり約60gの重曹を溶かします。
2.フィルターを本体から外して液に浸し1時間程度つけおきします。
3.きれいな水でよくすすぎ洗いをします。
4.タオルでフィルターをやさしく拭き乾かします。
※すすぎはしっかりと行いましょう。

まとめ

加湿器の掃除をする場合には通常は水洗いです。
落ちにくい汚れを落とすにはクエン酸最適です。
しかし製品によってクエン酸を使わない方が良い場合もあるため、
まずは取扱説明書はよく読んでから使用しましょう。

変色や変形、ひび割れや故障の原因にならないとも限りません。
大事な加湿器を長く愛用するためにも取扱説明書に書かれた範囲内でお手入れをすることが重要です。
また掃除するにあたって必ずしもクエン酸と重曹の両方を揃える必要はありません。
加湿器の掃除にはクエン酸の方が向いています。

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