子供のおねしょの原因と対策。そして心のケアが必要!
2017/03/09
小さいお子さんがいるお母さんには、おねしょの悩みはかならず通る道だと思います。おねしょには様々な原因が考えられますが、おねしょは徐々にしなくなるものです。安心してください。
今回、私の友人が相談してきたのをきっかけに、お母さんたちは日々悩んでいるのだろうと思い、少しでもお役にたてればと思い書いてみました。
子供のおねしょの原因は?
おねしょのしくは、夜間就寝中に作られる尿の量と、尿をためる膀胱の大きさとバランスがうまくとれていない場合におこります。作られる尿の量が多すぎたり、膀胱が小さすぎたりするとおねしょの原因となります。
子供のおねしょの対策は?
どのような対策がよいかというと、私の経験をお話します。
気をつけていたのは、水分を控える、寝る前にトイレは行く等は一応していました。
私の娘(5歳)は、夜の8時過ぎに眠くて寝てしまうと、必ず朝方におねしょしちゃったと起こされます。おねしょは娘も気にしているようだったのでおむつをする方法を伝えると、いやだというので、いやなら何が出来るかを考えました。そこで私は、あーもう寝るなとわかったらぐずってくるので、一緒にトイレに行ってそれから寝かせます。そしてもう一度私が寝る時にすでに寝ている娘を起こして、トイレ行く?と聞くと「うん」というので、トイレに行かせます。その場合は朝までおねしょはしませんでした。
寝るのが遅い時は、その分寝る前のトイレが遅くなるので、夜中に起こすことなくおねしょはしませんでした。
そこには、寝る時間の問題があると気づきました。たかが寝る時間が1時間ちょっと違うだけでしないことに。それから、その寝る時間を気にしながら、生活を少しずつ変えて行きました。
後から知ったことですが、おねしょにはもう一つ関係していて「抗利尿ホルモンがきちんと出るようになること」なんだそうです。抗利尿ホルモンが活発に出るようになるには、夜中にぐっすりと、しかも連続した睡眠が必要なんだそう
です。夜中に起こすと、抗利尿ホルモンを出す訓練ができないとのことです。また、起こさずに寝ぼけた状態でトイレに連れて行くのは、垂れ流し先が布団からトイレに変わっただけなので、これまた「おねしょを卒業する訓練」にはならないそうです。
とてもショックでした。この情報があれば、おねしょ卒業がもっとはやくできたのにと反省しています。しかし、寝る時間に関係していることに気づいてから、起こすことは極力さけるようにしました。
娘の寝る時間も徐々に遅くなり、時間との関係もリズムもつくようになりました。
子供のおねしょには心のケアが必要
私自身おねしょを小学生低学年までしていました。私の母が全然気にしなかった事があります。私に夜中に起こされても、嫌な顔一つせずに後始末をし、暖かい母の布団に一緒に寝かせてもらいました。一緒に寝る事がとてもうれしいかったのを覚えていて、そのまま同じ事を私もしています。
今の時代共働きでお母さんたちもいそがしいでしょうが、怒らないてで欲しいと思います。何らかの病気でおねしょをしているのでなければ、必ず失敗しなくなる時が来ます。
あと、娘にしたことは、「おねしょものがたり」という、何人かの有名な児童作家が小さい頃のおねしょ体験をつづった本を読み聞かせもちょこちょこしました。
まとめ
おねしょで悩むお母様はたくさんいらっしゃいます。オムツがとれる過程にすぎませんので成長と捉え、いずれはしない時期がきますが、場合によっては病名がつく場合もありますので、改善が見られなければ一度受診されても良いかもしれませんね。