節分の豆まきは喪中でも大丈夫?本来のやり方と残った豆の処理!
2016/12/27
よく考えたら実は喪中で、節分の豆まきはしてもいいのかわかりませんよね。節分の意味さえ知っていれば迷う事はありません。安心してください。
節分の豆まきは喪中でも大丈夫?
節分というのは「季節の変わり目」という意味を表しています。このような時期は寒暖の変化などにより体調を崩しやすくなります。昔は「体調を崩すのも悪霊の仕業」と考えられていた為厄払いの行事を行うことで無病息災を祈念しました。
節分はお正月とは違い、お祝いの行事ではありませんし、また仏教の教えとの関係もありません。ですから、喪中であっても通常とおり節分の行事を行っても差し支えありません。
節分の豆まきの本当のやり方
では、実際のやり方って、育った環境で違うと思いますが、ここも本当のやり方を知っていれば安心ですね。
豆をまくのは長男、長女、厄年の人、または家長というのが古くからのしきたりで、「鬼は外」と言いながら玄関から外に向かって2度まき、鬼が入ってこないように急いで戸を閉めるようにします。
次に「福は内」と2度言いながら家の中に巻くのが正式なやり方です。
その後、自分の年の数か、年齢に一つ加えた数の豆を食べるのが古くからのしきたりです。
年の数の豆を食べきれない場合には、お椀に豆を入れてお湯を入れ、そのお湯を飲むようにすると同じ御利益があるとされています。
節分の豆まきで残った豆の処理方法は?
用意した豆が残ることは、経験されていると思います。全部使い切ってしまうのが一番ですが、そうもいきません。捨てるにはもったいないですね。残った豆をどう処理するかのご提案です。
1.一晩水につけてから稗・粟・胡麻なども一緒に入れて雑穀ご飯にして食べる。
2.ミキサーで砕いてきな粉にし、パン・ケーキ・ヨーグルトに混ぜ込んで食べる。
3.豆をすりこぎですり、ごまあえみたいにします。
4.3を少し荒削りにし、バレンタインのチョコレートを作るときに、一緒に混ぜて固めてるとピーナッツチョコのかわりに。
5.だし昆布10cmくらいと煎り大豆1/2カップ、水5カップを弱火で1時間くらい煮て漉すとちょっと変わったおいしいだしが取れます。残りの豆は味付けして煮豆風に食べられます。味噌汁や煮物、野菜の和え物などに使うと味に深みが出ます。
まとめ
節分もなかなか昔のようにやりにくくなっていますが、伝統行事なので大切にしていきたいですね。