初詣は着物をきてみよう。男性がはじめて準備するものとは?
2016/12/27
はじめての着物。そして初詣。いざ、何をどう用意すればいいのかわかりませんね。周りから素敵ねと声を掛けられた嬉しいにですね。素敵な一年のはじまりになりますようにと願って、今回はご紹介いたします。
初詣は着物をきてみよう。男性がはじめるには
女性の場合は、結構おさがりなど方法はありますが、男性の場合、おさがりとはなかなかそうはいきません。まず自分で購入を考える方法です。
1.新しい着物を仕立てる
2.リサイクルショップで探す
1.新しい着物を仕立てるは、呉服屋さんで反物からあつらえる方法です。昔で言うオーダーメイドスーツの様な感じです。値段も昔のスーツ感覚なので、高価なものとなりますが、自分の体にあうように作るので、着ここちは抜群です。そして、一生着れます。オーダーメイドではないプレタ着物というものがあります。すでにできあがっている、洋服で言うところの既製品です。洋服と同じようにサイズで購入、取り扱いも簡単です。
2.リサイクルショップで探すは、古着という事です。難点はサイズ、汚れ、生地の傷み具合等があります。古着は洋服を選ぶとき考える事は同じですね。
初詣は着物をきてみよう。男性が準備するものは
まずは、お店に行く前に基本な事をお伝えします。お店に行って店員さんと相談する際に、何が何だかわからないとこまってしまいますね。読みがなもふっておきました。
1.着物(読み:きもの)長着(読み:ながぎ)
着物は長着とも呼ばれます。着物にはウール、化繊、麻、木綿、絹の素材の物があります。ちなみに羽織を着ずに着物だけできる事を「着流し」と言います。
2.襦袢(読み:じゅばん)
着物の下に着る下着の役割の物。着物と同じ丈の長い物を「長襦袢(読み:ながじゅばん」、上半身だけの物を「半襦袢(読み:はんじゅばん)」と呼びます。襟(えり)に半襟を縫い付けて使用します。絹や化繊等の様々な生地のものがあるが、襦袢は麻のものがあればとても重宝すします。
3.伊達締め(読み:だてじめ)・腰紐(読み:こしひも)
襦袢を締めるのと着物の帯の下に補助で使う紐。伊達締めと腰紐は、好みで選んで構いません。見えない所もお洒落にしたいなら、伊達締めを選んだ方が良いでしょう。
4.帯(読み:おび)
着物を着るために必要不可欠な帯。帯には「角帯」と「兵児帯」がありますが、男性は基本的に角帯を使用します。角帯はハリがあり幅9センチ、長さは4メートル15センチ程です。
5.足袋(読み:たび)
和装の靴下です。足袋は基本的には木綿でできているため、自分のサイズに合った物を買いましょう。木綿は伸びないので、最初は履きにくいかもしれませんが、慣れるとそのぴったりした感じが心地よくなると思います。礼装の場合は白足袋、普段着には汚れの目立たない色足袋や柄足袋がおすすめ。
6.下駄(読み:げた)・草履(雪駄)(読み:ぞうり(せった))
着物を着る時の履物である下駄や草履(雪駄)。下駄はスニーカー、草履(雪駄)は革靴と考えれば分かりやすいと思います。
■あると便利
羽織(読み:はおり)
着物の上に羽織る丈の短い物。羽織は「ジャケット」の様なもので、着る場合は準備しましょう。季節によりますが、着ない方も多いので、無くても大丈夫です。羽織を着るとしっかりとした印象になり、着流しで着るよりも改まった感じになります。
まとめ
今年は違ったお正月をむかえると思ったら、ちょっとワクワクドキドキしますね。用意するにも時間がかかりますので、余裕を持って準備してください。