子供が便秘!原因は?改善策は?食材と生活習慣で解消。
2017/03/27
大人でも便秘の時は苦しいものですよね…。そのうえ小さいお子さんですとお辛いことと思います。
私の娘も小さい頃はかなりの便秘でした。極力自然に排出させたいと思い色々な方法をとりました。かなり神経質になった記憶があります。その時のように、お母様方に苦しい思いはしてほしくないので、改善された方法をご紹介いたします。
子供が便秘!原因は?
まず、小さな子供は、腸の動きが十分に発達していないので便が出にくいことはよくあります。そして、便秘を引きおこす原因は2つあります。
1. 食事の影響
うんちは食べたものが排泄されるものなので、食事内容に左右されます。ケーキやゼリーなど洋菓子、スナック菓子、ファーストフードなどを好んで食べる子供の場合は、便秘になりやすくなります。野菜や海藻、いも類など、うんちの排泄を促す食物繊維が多く含まれる食材を摂取する機会が減少してしまっても、便秘になります。
2. 精神的な影響
うんちをする環境や状況に影響を受けます。子供が便秘になりやすいタイミングとしては、トイレトレーニングの時期や小学校入学の頃です。トイレトレーニング時期では失敗したら親におこられると不安を感じたり、小学校ではトイレでうんちをするのが恥ずかしくなったりします。
子供が便秘!食材は?
私の場合は、便秘を解消方法として、まず食物繊維の多い食材を取り入れるようにしました。
1.乾物類 キノコ・海藻・切り干し大根等
毎日の食事に取り入れました。(少しずつですが)キノコや海藻などはそのまま便に出ることがありますが、みじん切り位の大きさにしました。
2.さつまいも
さつまいもをふかして潰した物を、ホットケーキミックスに混ぜて焼いてみる。さつまいものかわりにんじん、カボチャでもできます。
3.大麦
押し麦も白米に混ぜて。食物繊維は抜群です。
4.ゴボウ
炊き込みごはん。にんじん、しいたけ、ごぼう、じゃこ、油揚げなどを細かくしていれます。それをおにぎりすれば、たくさん食べてくれます。
5.大豆・あずき・インゲン豆などの水煮
豆類も食物繊維は多いので、特に水煮は調理にすごく助かりました。
6.ライ麦パン
白いぱんよりライ麦パンの方が食物繊維は多いので、なるべく全粒粉を選んで。
7.ドライフルーツ
ドライフルーツは食物繊維が豊富で特にドライプルーンは整腸に効果があります。おやつに最適です。(食べ過ぎると便がゆるくなるのでその時は控えて)
子供が便秘!解消するための生活習慣
1.大体同じ時間に朝起こす
(7時だったり11時だったりでなく。つまり前夜大体同じ頃寝ることが必要になってくる)
2.朝ごはんを必ずしっかり食べさせる
(そのためには睡眠不足では食欲なくダメなので睡眠時間を取る為には寝る時間も問題になってくる)
3.朝ごはんの内容はビタミン
(生野菜ジュースや果物、プラムのみじん切り入りのヨーグルトなど)の多いものが主にする。パンだけとかご飯(お米)だけというのでなく。
4.朝ごはんが終わったらその後すぐトイレに座らせる。この状態が嫌いでないよう気を配って。(トイレが暗いとか、ずっといたくないような状態にしないよう)座っていても排便に気持ちが集中しない様にさせ本を読むとか別のことに気をむけリラックスが必要。(まだかな~、出ないわね~などとは絶対に言わないこと)慣れるまで一緒にいてあげたり、離れていても話を交わしたりして子供が座っているのが嫌な状況にしない。トイレに座っているが気持ちは別なことに向かっている状態にしてあげることが必要。
最初はしばらくは出ないと思いますが、それでいいのです。最初は5~10分座らせて、長く座れるようになったら10~15分くらい座らせてあげて。それでも出ない場合はさりげなくく終わらせ、別なことに話題を変えて、座ることが子供の負担にならないようにしてください。毎日こうして同じ頃の時間に必ずトイレに一定時間座らせることを続けてください。途中でやめたらまた最初に戻りますからね。こうして身体にリズムを覚えさせるのです。そのうち「このくらいの時間にトイレに座ると排便する」といリズムが出来てきます。
1と2は身体のリズムを作るのに必要な条件です。3はそれをさらに助ける為の条件です。
正しい子供のライフスタイルが条件となってきますので、子供には一石二鳥ですが、そのための親の努力が要されます。朝食をたべてもらう為の食欲を確保するには、日常の適度な運動量も必要になってきます。子供がどんな日常の過ごし方をしているかも必要になってきます。朝ごはんの内容がもし子供が嫌いで食べないならそこから考えてみてください。
この方法で、約1ヶ月位かかりましたが、毎日1回朝大体同じ時間に排便するようなりました。本人もそうですが親の私も本当に楽になりました。
まとめ
もちろん普段の食生活などお気をつけていらっしゃるでしょうが、お子さんの性格や体質改善など、急いで治すことの出来ない原因もあると思いますので、あまり焦らないで、一つ一つ原因を解決してくださいね。